2-21冬の浅川漁港

2021年02月21日

2月も後半に入り、山間部では福寿草の便りが届き、嫌な花粉情報も本格的になってまいりました。いよいよ春が近づいてまいりますが海釣りの方はまだまだ水温が低く、本格的な釣りシーズンにはあとひと月ほどかかります。

 

本来なら愛媛県への磯釣り遠征には絶好のシーズンなのですが、ご存知の通りコロナの感染者が徳島県でもアチコチに出て、今期の磯釣りは安全のためワクチン接種が完了するまで控えた方が良いと家族に県外釣りを禁止されました。

 

と言っても釣りキチにとって数か月も竿を持たずに過ごせというのは酷な話で、ついに先日辛抱ができなくなり、ボーズ(釣果なし)を覚悟で県南の浅川漁港へ出かけました。

 

 

2-21浅川

 

家内にも「たぶん何にも釣れないよ」と念を押したにもかかわらず、ついて来るというので、寒さ対策と車の名で読む本を持参しといた方が良いとアドバイス・・。

 

徳島市内から2時間少々・・途中、いつもの「日愛うどん」でいつものキツネうどんで昼食をとり、イハラ釣具店でいつもの女店員さんからエサの赤アミを購入・・日和佐の道の駅でトイレ休憩・・鯖瀬で鯖瀬大福を購入して、午後3時半に浅川漁港に到着しました。

 

 

2-21浅川

 

まあなんと珍しく漁港には10人ほどがずらりと並び竿を出している。しばらく様子を車の中から見ていたが何も釣れてない。釣れないのも嫌ですが三密も嫌なので、少し離れた人気のない波止に移動・・こちらは先客が一人いて様子をおききすると、この方も三蜜を避けてこの波止に来たとの事。ウキ釣りでカサゴを一匹だけ釣っている。

 

50メートルほど距離を空けて先端で竿を出す・・家内は車の中で読書・・風も波もなく、小春日和でさほど寒くもない絶好の釣り日和のはずですが、夕方の満潮の時合になっても全くアタリがない、魚の気配すらない・・1時間経たずして、もうやめて帰ろうかな・・少しウキ下を深くして湾内や遠くに仕掛けを投げてみる・・20分ほどあれこれやってみたがどうも釣れる気がしないので納竿。

 

 

2-21浅川

 

明るいうちの納竿は久しぶり・・早く帰って風呂に入ろう・・想定内とはいえあまりにもピッタリすぎて腹も立たない・・後ろの先客さんも帰り支度をしている。

 

3月に入れば50センチクラスの乗っ込みチヌのシーズンに入る。美味しくはないが釣り味は楽しめる・・釣ったチヌはサイズを測った後にリリースする。一日も早く「コロナ渦」が終息し、安心して県外へ釣りに行ける日が来ることを願います。

 

2-21浅川