ベニバナヤマシャクヤク

2020年06月05日

 

ベニバナヤマシャクヤクは徳島県では稀な植物で、個体数は多く

なく【徳島県カテゴリー】では準絶滅危惧【環境省カテゴリー】

では絶滅危惧Ⅱ類に分類されています。

 

落葉樹林内などに生える高さ30~50cmの多年草で裏面に軟毛が

あります。茎頂に直径4~5cmの淡紅色の花を1個つけ2~3日で

落花します。近年山野草マニアの盗掘により減少しています。

 

 

 

 

 

 

ベニバナヤマシャク

 

群生地のある山は昨年から杉の間伐伐採道が縦横無人にでき

ており、歩き慣れた私どもも迷うほど・・でも植林の間伐が

できており林全体が明るくなった感じ。

 

普段の運動不足のせいかこの道こんなに急坂だったたかと再

確認しました。急な山道を15分ほど歩き最初の群生地到着。

この群生地は以前に比べて花が減ったような気がします。

 

平日登山ばかりの私たちには珍しく、ここでご夫婦連れに出

逢いました。お二人とも花を追いかけてあちらこちらへ出か

けられているご様子・・山野草情報を交換して別れました。

 

 

ベニバナシャクヤク2

 

少し歩いて、風通しの良いところで遅い昼食・・本日はセブ

ンイレブンのおにぎりとフランクフルトに綾鷹・・美味い

・・満足・・久しぶりの登山・・汗が冷たい風でひいてい

く。

 

再び歩き出し30分ほどで分岐点。いつものように尾根伝い

に直登すれば5分で次の群生地。昨年より咲きごろの花が少

なく残念・・それでもここの群生地は毎年広がっている様子。

 

バニバナ3

 

お気に入りの構図で写真を5.6枚撮り下山・・。下の群生

地の近くの登山道下できれいなベニバナが咲いている株を数

本発見・・。

 

また数年先に新しい群生地になってくれれば・・楽しみです。

 

ベニバナ5