「アサギマダラ」

2020年10月26日

毎年10月になるとこの蝶が県内各地に飛来し、11月上旬ごろまで優雅な舞姿が楽しめます。

 

この蝶は羽を広げた長さが約10~12センチ。春に沖縄や台湾から県内を北上して夏を四国や本州の高地などで過ごし、秋に越冬のため再び県内のフジバカマの花畑を経由して沖縄や台湾へ最長2000キロも移動します。

 

アサギマダラ

 

半透明の羽が空の青色を浅黄(アサギ)色(新選組の着物の青色)に透かして飛ぶ幻想的な姿を下から最初に見たときは誰もが感動します

 

県内で有名なポイントは美馬市脇町の交流促進宿泊施設・美村(みむら)、鳴門市鳴門町のウチノ海総合公園東門近くの花畑、那賀町中山の道の駅「わじき」、羽ノ浦町岩脇の妙見山中腹、椿町船瀬の市営かもだ岬温泉保養センターの入り口、小松島市日峰山や眉山の山頂付近、海部郡由岐町の明神山が有名です。

 

アサギマダラ

 

写真は2017年10月27日、羽ノ浦町岩脇の妙見山中腹の展望台駐車場で撮影したものです。

 

午後1時頃、50頭ほどが乱舞していました。ほとんど歩かないですむので、近くの老人施設や一般の見学客の方で賑わっておりました。

 

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