6/29 高ノ瀬 (べふ峡)
2022年07月03日
高ノ瀬に咲く天女花「 オオヤマレンゲ」を見に行ってきました。
自宅を6:00に出て、鷲敷のコンビニで昼食と冷凍飲み物、日焼け止めを買い,
別府峡を目指す。
四つ足トンネルを抜け、国道からふるさと林道に入り登山口に向かって車を走らせる。
べふ峡の橋のたもとあるクマの銅像を横目に、登山口に着いたのは9:30。
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今日は長丁場・・・
ペットボトルの飲み物は凍ったものを含めて5本・・・
保冷ポットにはたくさんの氷も入れてきた。
登山口には「熊に注意」の看板・・・恐々10時前に登山道にとりつく。
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高ノ瀬の近くにあるオオヤマレンゲ群生地は今日で3度目の山行となる。
「高ノ瀬」へのこのコースは10年ぶり、剣山スーパー林道からの丸石コースは8年
前・・・いずれにしてもずいぶん久しぶりのコースだ。
前回は群生地まで3時間半・・・今回は4時間と予想していた。
最初の急登にかかる。
息が苦しい・・登山道も以前よりずいぶん荒れている。
ところどころ道が分断され、急坂のショートカットを余儀なくさせられる。
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汗が眼に入る、顔のまわりの虫がうっとうしい。
予定の倍の2時間近くかかり、ようやく縦走路のある尾根が見えてきた。
鹿避けのネットゲートをくぐり、縦走路に合流・・空が眩しい。
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白髪避難小屋の上に梅雨明けの青空が広がってきた。
暑い一日になりそうだ・・少し休んで、縦走路を剣山方面に歩きだす。
正面に剣山が見える。
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大好きな山の一つ・・三嶺の雄姿が見事だ。
ここからの三嶺は特に男前!
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林を抜け、お昼を過ぎたので岩場の日陰で昼食を取る。
今日はおニューの登山靴・・・快適だ。
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アップダウンの多い草原を登り着いたピークが「平和丸」・・
太郎丸(剣山)と次郎丸(次郎笈)がずいぶん近づいてきた。
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いったん大きく下ると、再び前にピークが・・・
これを越えるのか・・・
と覚悟したら、ここは長~いトラバース。
すると再び前にピークが二つ・・奥のピークがゴールの石立山からの尾根の合流点。
時間は14:20・・・どう見てもあと1時間はかかりそう・・・ずいぶん遅くなった。
少し気が遠くなったが、頑張って歩く。
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風も日陰もない縦走路を歩き、ようやく石立山との合流点に14:45到着。
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ここらから数分下ると目指すオオヤマレンゲの群生地。
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咲いてる、咲いてる。
甘い香りがあたり一面に広がっている。
まだたくさん蕾もある。
30分ほど休憩を兼ねた撮影会・・・。
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ずいぶんオオヤマレンゲの本数が減り、群生地が小さくなっている。
原因はシカの食害?
盗掘でないことを願います・・。
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時間がないので大急ぎで同じ道を引き返す。
登り返しがきつい・・・。
家内は速足で先へ先へと進むので、すぐに姿が見えなくなる・・・。
声掛けしながら、安全確認・・・。
時々空が曇り、ガス(霧)が目の前の尾根を流れる・・・
急に目の前にブナの大木が・・。
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虫が多くなってきた・・・ハッカ油とキンチョールを併用すると居なくなる。
シカの食害を防ぐために木々の幹を網で囲んである。
すでに手遅れの感が・・。
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家内と離れて30分ほど経った。
私が遅いので心配して引き返して来てくれ、白髪避難小屋手前で合流。
三嶺も雲の中、午前中に写真を撮っておいてよかった。
最後の長い休憩を取り、縦走路をふるさと林道分岐点へ・・。
鹿避けゲート付近にはアザミとバイケイソウの花が咲いている。
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ゲートから林道へ下る長い坂道にとりつく。
道が荒れているので慎重に下山。
アレレ・・・崩壊した登山道で道を見失う・・・
明るいうちに登山道を見つけなくては・・・焦る。
GPSを駆使して何とか登山道に戻ることができた。18:30。
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ここからゆっくり下山しても日没までには林道の車に戻れるはず・・
少し休んで息を整え、ケガをしないように再び慎重に下山。
19:00登山口に到着。
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予定より2時間以上遅くなってしまいました。
歳をとりました・・・皆さん真似をなさらないように・・。
やっと帰れると車を走らせると、今度は道路の真ん中に倒木が道を塞いでいる。
二人で倒木を道の端に寄せて、無事に国道に・・。
自動販売機で冷た~いクリームソーダを購入し、一気に飲み干す・・・旨い。
そして、長~い帰路に着きました。
途中、眠くなり家内に運転を代わってもらい、帰宅したのが10:45。
今度このコースを歩くときは「べふ温泉」に前乗りかなあ‥。
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