3/29「紫雲出山 (しうでやま)」
2023年03月30日
香川県の桜の名所「紫雲出山 (しうでやま)」に千本桜を見に行ってきました。
この山は香川県三豊市の荘内半島に位置し、標高352m・・
自然豊かな遊歩道を歩きながら山頂を目指せば、息をのむほど美しい瀬戸内海の風景が広がっているというのを聞き、一度行ってみたい場所でした。
山頂からは県内屈指の美観スポット。
春には桜、初夏にはアジサイと四季折々の花が美しく山を彩ります。
近年、Yahoo！JAPANの「日本が誇る桜の絶景15選」や「死ぬまでに行きたい！世界の絶景 日本編（詩歩著書）」・・
遠く、米国ニューヨークタイムズ紙で掲載されたことで注目を集めています。
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この日天候に恵まれ、桜の開花状況も最高・・ということで高速をウキウキしながら香川県へ車を走らせました。
私どものようにハイキングする方は大浜漁港に車を停めて、徒歩で山頂まで登ります。
三豊市観光交流局に前日に連絡したところ、駐車場には全部で１００台以上のスペースがあり、予約は不要・・
当日も平日にもかかわらずハイキングの方の車が５０台ほど駐車していました。
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また敷地内にマルシェがあり弁当や飲み物を販売していました。
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私どももマルシェで名物の鯛めしとお弁当を購入し、すでに正午近くになっていたので駐車場でお昼を済まし、12：10に駐車場を出発・・
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道標に従って「四国の道」の登山道を歩き始めました。
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登山口までは詫間町大浜の町内を抜け、大きな道標の矢印の方向へ山へと進みます。
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少しずつ坂道となり、「乳薬師」から山道に入ります。
少し歩くと砂防ダムが右側にあります。さあここからは本格的な登山道です。
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いきなり急坂の階段道がしばらく続きます。
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緩急織り交ぜた変化にとんだハイキングコースです。
日当たりの良いところにはすみれの花がさき、午前中の登山客とあいさつを交わしながら何度もすれ違います。
汗をかいたので途中で上着を脱ぎ、水分補給をしました。
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一時間ほど登ると最後の急階段があり突然自動車道に出ます。
ここにあるベンチで一息つき、車道を歩くと山頂第1駐車場に15分ほどで到着します。
13：20・・ここまで1時間10分かかりました。
駐車場は予約の車で満杯です。
周りは桜だらけです。
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ここには第2展望台があり景色が良いというのでそちらに向かいました。
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瀬戸内海の景色が一望できます。
ここには浦島太郎伝説が残っているそうです。
桜だけでなく椿の花もたくさん咲いています。
トイレ休憩を済まし山頂へ向かいます。
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山頂までの桜並木が見事です。
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10分ほどで山頂展望台に到着・・。
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少し手前に三角点の標識
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山頂周辺を散策・・
ここの展望台からの瀬戸内海の景色が素晴らしい・
予約駐車場の制限時間になり、急に人影が少なくなった。
木陰のベンチに腰掛け、鯛めし弁当をほおばる・・旨い。
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山頂近くには弥生時代の高地性集落の遺跡館があり、約2000年前の土器や石器も展示しています。
館内には喫茶コーナーもあり、ぜんざいやシフォンケーキを楽しみながら、眺めの素晴らしい窓際のカウンター席でひと休みすることもできるというの見た後、私たちも食後のコーヒータイム・・
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このカフエ店内から景色も噂通り素晴らしい。
家内はぜんざい、私はコーヒーをいただきながら、しばし休憩・・。
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第3展望台からの景色もよいというので、帰り路なので寄り道をしてみました。
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ちょうど15：00になったので下山開始。
有料駐車場組の入れ替え時間になったらしく、車道は下から次々と車が上がってくる。
この時期だけ有料になる頂上近くにある第一と第二の駐車できる台数は５８台・・１日を５交代制にして1回の山頂滞在時間は１時間１０分。
今期の桜に時期はネット予約で全て満車との事です。
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ハイキングコースは２．３か所急坂があり、片道１時間半、往復２時間半ほどかかりますので、タオル、携帯、飲み物、ハイキングに適した靴などが必要です。
ご高齢の方や一般の方で山に不慣れな方にはあまりお勧めできません。
そして、ゆっくり桜見物をして下山するには少なくとも４時間ほど必要ですので、16：00までに山頂から駐車場に帰ると逆算すれば遅くとも12：00前には駐車場を出発せねばなりません。
入場料は必要ありませんが、山頂第1駐車場にて桜募金（500円）にご協力くださいとのとの事です。
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絶景スポットの紫雲出山ですが、桜の木の多くは既に樹齢60年を経過しており、老木化が進んでいます。また、伝染病である「テングス病」が山全体に広がり、危機に直面している状態で、三豊市観光交流局では毎年桜募金を募り、桜の保全活動を行っています。
2021～2023年は、病気の枝を大きく切除し、健全な所から新しく伸びる枝を育て樹勢を回復させていくため、広範囲にわたる大規模な剪定をしたそうです。
新しい枝が元気に成長し、樹勢が回復するまでポスターと同じような風景は現在見ることができず、長い年月をかけた保全計画になりますので、ご理解くださいとの事・・。
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山頂駐車場をご利用のお花見には紫雲出山での入山予約が必要です。
またここの桜は、標高が高いため、平地より通常4日～1週間ほど開花が遅れますが、今年はこの日ほぼ満開でした。
今年の見頃は4/5くらいまでです。
今年の交通規制は、2023年3月25日(土)～4月10日(月)が対象となります。
入山予約や徒歩の方専用の駐車場（大浜漁港）は三豊市観光交流局ホームページをご参照ください。
三豊市観光交流局
ホームページ https://www.mitoyo-kanko.com
香川県三豊市詫間町松崎1642-2(JR詫間駅横)
TEL.0875-56-5880 FAX.0875-83-7011
※火曜日定休(祝日の場合変動あり)
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最後の長い階段を下り、駐車場の大浜漁港に帰って来たのは16：00・・ちょうど１時間かかりました。
徳島市内から最寄りのインターチェンジ「三豊鳥坂」まで1時間半そこから一般道を３０分ほど走りますので十分に余裕を持ったドライブをご計画ください。
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