怒鳴る人とのお付き合いはお断りしてます。

2022年07月17日

不動産業者の業務の中で管理業務はトラブルとクレームの処理をいかに迅速に処理するのが主な仕事だと考えております。当社はこれまで様々なトラブルとクレームの処理の中でノウハウを培ってきた中で不動産会社として心がけてきた事をご紹介いたします。

 

1. 怒る人とは付き合わない。

 

たとえ不動産業であっても取引の基準は『好き嫌い』でありますので、怒りは罪です。そう考えて行動するようになって以来、怒る人、短気な人を避けるようになりました。

 

若いころは商売だから仕方ない、我慢しなければと自身や従業員にもそう言っていました。でも今は、怒る人とは付き合わないということにしています。

 

もちろん、こちらに非があれば、素直にお詫びした上での事です。どんなに相手が怒ってきた場合でも、こちらは冷静に振る舞い、怒りを抑えるように努力しています。

 

 

2. 怒鳴って威圧する人はお断り

 

他の管理会社でのことです。秋の落ち葉の季節、月に2回の定期清掃を受託していた管理アパートの家主様から大声で怒鳴る電話が入ったそうです。「今月の敷地内清掃が出来てない・・」という内容でした。

 

秋の落ち葉のこと・・昨日清掃を実施していても一晩で落ち葉だらけになります。夏のクモの巣でも同様のクレームが入ったそうです。電話越しに怒鳴り声が聞こえるくらいの大きな声でしたので、社内の従業員も怯えていたそうです。その数ヶ月後先方から解約の申し出があり、管理契約は解消しました。

 

怒りは瞬間湯沸かし器のようなものなので、時間の経過と共に収まります。ただ収まるまでの時間は人それぞれによって違います。

 

私たちは、冷静になれずに、興奮に身を任せて怒鳴る人もお断りしています。大人同士、良い方向に向かうように双方が知恵を出し合うときに、怒鳴られることで人格まで否定しかねません。

 

我慢の中では信頼関係を築くことはとても難しいことです。どんなに時間を空けても、怒鳴られたことがトラウマになって、良い提案や前向きな行動が取れなくなります。

 

だから、たとえ家主様であっても来店客であっても、怒鳴る人とのお付き合いはお断りしています。

 

 

7-17怒る人