シソンヌの長谷川忍さん・・・。

2022年06月16日

 

正直不動産キャストの登坂不動産の大河営業部長はお笑いコンビ・シソンヌの長谷川忍さんです。

 

長谷川忍さんとじろうさんの2人からなる、実力派のコント芸人として若手の頃から業界内では高く評価されてきたそうで、特にじろうさんが演じるかわいげのある中年女性や社会不適合者っぽい高齢男性のキャラクター造形は絶品で私も好きな芸人さんでした。

 

しかし、シソンヌは見た目や芸風がやや地味だったので伸び悩んでいる時期が長く、2014年にコント日本一を決める「キングオブコント」で優勝をしたのですが、テレビにはなかなか出られなかったそうです。

 

最近、やっと仕事が増えてきて役者としての評価が高まり、NHKの朝ドラや大河ドラマやテレビ業界でバラエティ番組が増えてきたため、彼らが起用される機会も多くなったようです。

 

中でも日本テレビの人気番組「有吉の壁」での活躍で、彼らはレギュラーで出演しており、ロケ現場やスタジオでコント仕立てのパフォーマンスを披露しています。

 

「有吉の壁」に出る芸人の中には、とにかく明るい安村さんやパンサーの尾形貴弘さんのように人間味?で勝負する「情念型」と精巧にパッケージングされたネタを見せる「作品型」がいて、シソンヌさんは後者に属します。

 

シソンヌさんのコント芸人としての強みは、演技力の高さと引き出しの多さで、クセのある人物を演じるじろうさんに対して、長谷川忍さんは安定感のある落ち着いたトーンのツッコミを繰り出す。二人とも演技が上手いので、見る側が違和感なくコントの世界に入り込めます。また、細かい動きや表情で楽しませる演技重視のコントもあれば、単に設定がバカバカしいコントもあり、ネタのバリエーションが豊富で飽きさせません。

 

さらに、最近では長谷川が単独でバラエティ番組に出演する機会も増えてきており、指原莉乃やフワちゃんと仲が良く、ファッションにも精通していて感覚が若い上に、ワードセンスがあってツッコミや仕切りも上手く、シソンヌさんのコントの中ではボケ役のじろうさんのエキセントリックな存在感が際立っていますが、ツッコミ役の長谷川さんがやや地味な印象に見えるかもしれませんが、実は器用に何でもこなせるタイプの芸人です。

 

テレビでお笑い番組が増えて、純粋な芸人としての実力が評価されやすい時代が訪れたことで、シソンヌさんが日の目を見るようになったことは喜ばしいことであり、彼らがこれからは時代を引っ張っていく存在になるのではないでしょうか。

 

これからも応援します。

 

デイリー新潮編集部参照

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